味噌作りに必要なものとしまして、米麹と大豆、塩です。
ここでさらにあると美味しいお味噌が出来上がるものがあります。
それは炊き冷まし水と種味噌。
炊き冷まし水とは1回沸騰させて殺菌した後に冷ました水の事。この水を米麹と大豆を撹拌(混ぜる作業)するときに入れると馴染みやすくムラのない味噌が出来上がります。これがないと大豆と米麹が中々混ざらずムラがあるお味噌ができてしまいます。
さらに種味噌。これは味噌業界では当たり前ですが、自分たちの味噌を整えるために入れる味噌。普段のお味噌でも構いませんし、少し長めに寝かせたお味噌を使っても構いません。
毎回のお味噌を作るときに味がバラバラではなんの強みにもなりません。自分たちの原点であるお味噌の味を入れて整えるために必要なのが種味噌。
ご家庭でお味噌を作るときにも全部使い切らずに次回の種味噌として少し残しておくと良いかもしれませんね。
撹拌できたらミンチを通すのがオススメ。
ミンチがないとこれも味が整いません。米麹がたくさん含まれてる箇所とそうでない箇所が出て来てしまいます。
粒ありのお味噌が好きな方でも一度はミンチに通すことをオススメします。
この段階でミンチを通しても粒が全くない状態まではなりませんので。作ったばっかりのお味噌は水分があまりなくミンチもそこまで細かく砕くことはできません。
粒なしのお味噌が好きな方は数ヶ月置いて水分をしっかりと保ったお味噌が出来上がってからミンチにかけましょう。この状態だとミンチが通りやすいです。